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2011年01月 アーカイブ

豊かな胸

古代も豊かな胸が魅力・・・。


日本の女性に大きな乳房が求められるようになったのも、西洋の社会と接するようになってからです。


それまでは、突き出した胸は恥ずかしいとされた、浮世絵を見ても、美人はほっそりとしていて、胸もふくらんでいません。


すっと流れるような細腰で、いまのようなモンロー・ウォークとはちがって、シャナリ、シャナリと、風に吹かれる柳のように歩くのがセクシーだったのです。


万葉時代には、すがる娘子とでつ、女性のスタイルを昆虫にたとえて賛美したリアルな描写の言葉があります。


「・・・梓弓 末の珠名は 胸別けの 広さ我妹 腰細の すがる娘子の その姿の きらきらしききに・・・」(万葉集第九巻長歌の一部)

いまの千葉県に住んでいた珠名という美女の歌で、胸の豊かで、ジカバチのように腰の細くくびれたその姿が、あまりに美しいので、人々がみないいよって、珠名はしなだれるように口々を送ったといいます。


しみやそばかすはどうだったのでしょうか。そばかす 治療もない時代ですしね。

ボディ・ライン

前回の続きですが、いまのバストのことを「胸別け」とリアルにいっているのが注目されます。


すがるというのは、ジカバチのことで、体長2.5センチ、第ニ節がまるで糸のように細く第三節が女性の腰のようにふくらんでいる。


古代には、江戸時代よりも、現代に近いボディ・ラインが賞賛されていた。


女性的性徴は、誇張されているほど、男性に異性を意識させ、それが全体のバランスをくずさないかぎり、熱い憧憬のまなざしを浴びることになるのです。


明治初年のころの写真を見ると、ほとんどの女は六頭身くらい、そのころの着物のきかたを見ると、男性に訴えるポイントが、うなじ、つまり首筋にあったことがよくわかります。


最近の劇画の刺激的な表現を見ると、もうそのような美意識はほとんどなく、高い身長、極端なBWHが、男性の欲求となっています。


その点意外としみ・そばかすには注目していないようなので、女性たちは自己満足のためにそばかす レーザーなどを行うのでしょう。

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