豊かな胸
古代も豊かな胸が魅力・・・。
日本の女性に大きな乳房が求められるようになったのも、西洋の社会と接するようになってからです。
それまでは、突き出した胸は恥ずかしいとされた、浮世絵を見ても、美人はほっそりとしていて、胸もふくらんでいません。
すっと流れるような細腰で、いまのようなモンロー・ウォークとはちがって、シャナリ、シャナリと、風に吹かれる柳のように歩くのがセクシーだったのです。
万葉時代には、すがる娘子とでつ、女性のスタイルを昆虫にたとえて賛美したリアルな描写の言葉があります。
「・・・梓弓 末の珠名は 胸別けの 広さ我妹 腰細の すがる娘子の その姿の きらきらしききに・・・」(万葉集第九巻長歌の一部)
いまの千葉県に住んでいた珠名という美女の歌で、胸の豊かで、ジカバチのように腰の細くくびれたその姿が、あまりに美しいので、人々がみないいよって、珠名はしなだれるように口々を送ったといいます。
しみやそばかすはどうだったのでしょうか。そばかす 治療もない時代ですしね。